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QRコード注文システムを導入する方法!費用やオペレーションを紹介!

最終更新日:

2024-07-14 18:51:34

QR注文

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スマホでQRコードを読み込んで注文できる飲食店が急増中!

QR注文を利用したことはありますか?

2020年のパンデミック以降、非接触型オーダーシステムとして「QR注文」が広く普及しました。パンデミックは下火になりつつありますが、人件費の高騰や人手不足などの問題から、QR注文を導入する飲食店が地域を問わず増加しています。
2024年にはスターバックスコーヒーの自社製QR注文の利用率が30%に達し、チェーン店、個人店を問わずスマホで注文できるオーダーシステムが増加していることを示唆しています。
>>出典:日経ビジネス

なぜQR注文は人気なのでしょうか?
【メリット】
・店員を呼ばなくていい
・ゆっくり選ぶことができる
・メニューの写真を見ることができる

【デメリット】
・店員と接する機会が減る
・使えない人がいる

来店客にはこのような利点がありますが、客層によっては使いこなせない人も多くいるでしょう。

セルフオーダーとの違い

セルフオーダーでは、QR注文と違い、客席に設置したタブレット端末からオーダーを送信します。

【メリット】
・スマホの通信料がかからない

【デメリット】
・タブレット端末が汚れていることがある

QR注文がお客様のスマートフォンを使用するのに対して、セルフオーダーでは店舗が用意したタブレット端末を使用することが一般的です。

店舗側にとっては導入費用が大きく異なる点が重要です。
QR注文は初期費用が感熱紙プリンターなど最低限で済むのに対して、セルフオーダーでは全席にタブレット端末を用意する必要がある上、故障など継続的なメンテナンス費用がかかります。

代表的なQR注文システム

1:エアレジオーダー

エアレジオーダーは、株式会社リクルートが提供しているエアレジと連携できるQR注文システムです。
特に無料のPOSレジであるエアレジを導入している飲食店は多いため、エアレジ導入店舗での利用率が高いと考えられます。

初期費用、料金

一般的な飲食店を運営するためには、キッチンプリンター対応であることが必須です。
エアレジオーダーはハンディとキッチンプリンターに対応しているプランで、
初期費用:11万円
月額料金:13200円
となっています。

2:ダイニー

ダイニーは串カツ田中などのチェーン店でも導入されていることで有名なQR注文アプリです。
利用客はLINEでの友達登録が必要であるため、意見は賛否両論ですが、お店側としてはその後の販促効果が期待できるでしょう。

初期費用、料金

ダイニー(dinii)はLINE連携を必須にしているため、購買データを収集できることからやや高額な値段設定になっています。
初期費用:30万円~
月額料金:4万円~
顧客データをより詳細に分析したい飲食店にオススメのQR注文システムです。

3:QR注文くん

QR注文くんのロゴ
QR注文くん」は最近リリースされたばかりの新しいQR注文アプリです。
飲食店運営に必要なキッチンプリンターに対応している他、スマートフォン1台でモバイルオーダーを導入できる手軽さが人気で現在急速に拡大しているサービスです。
また、月額費用が非常に安いことが魅力です。

初期費用、料金

「QR注文くん」は非常に安価で手軽に導入できる設定になっています。

初期費用:0円
月額費用:980円

最も安いQR注文システムを探しているならQR注文くんがオススメです。

4:スマセル

スマセルは比較的早い段階でQR注文を開発した業者です。
しかし、多くのQR注文システムが料金を提示しているなか、見積もりが必要であることから、少し手間がかかる一方、導入に不安がある方は営業のサポートを受けられると考えられます。

QR注文に必要なもの

モバイルオーダーを操作する

Wi-Fi環境

どのようなシステムであっても、必ずインターネットを利用するシステムであるため、Wi-Fi環境が必須です。
来店客はモバイル通信があるため、来店客用のWi-Fiは不要ですが、最低限お店側で注文を受け取ることができるWi-Fi環境を準備しましょう。
Wi-Fiを店舗に導入するための費用は一般的に月額5000円程度です。また、別途ルーターが1台1万円程度で必要となります。

感熱紙プリンター

受け取ったオーダー伝票を印刷するためや、QR注文をするためのQRコードを印刷するために感熱紙プリンターが必要です。
「エアレジオーダー」や「QR注文くん」ではキッチンモニターにも対応しているため、小規模な飲食店ではキッチンモニターを活用して、感熱紙プリンターを用意しないという選択肢もあります。

タブレット端末かスマートフォン

オーダーを受け取るための端末が必要となります。
多くの場合、iPadやAndroid端末に専用のアプリをインストールすることで可能ですが、一部のQR注文システムでは別途自社製POSを導入する必要があるなど、初期費用が高額になる場合があるため注意が必要です。

QR注文の導入方法

ここでは導入が簡単な「QR注文くん」の例を挙げて紹介します。

1.アプリをインストール

QR注文くんを導入する場合、Androidのスマートフォンにアプリをインストールすることで導入は完了します。
また、1テーブルは無料で利用することができ、本格的に導入する場合は設定画面から月額課金をすることが可能です。

2.商品を登録する

アプリ内で商品を登録する必要があります。
ほとんどのQR注文システムにおいて、画像を登録することができるため、QR注文システムの導入を検討している段階で念のために商品の画像を撮影しておくと、実際に導入する時スムーズに移行できるでしょう。

3.オペレーションを考える

従業員には予めQR注文の導入を予告しておき、
・オーダー伝票が発行されたら厨房のどこに貼るか
・会計をどのように行うのか
・使えないお客様への対応
など、具体的なオペレーションを考えておく必要があります。

実際の導入前に、しっかりとシミュレーションして、イレギュラーにも対応できるように研修しておきましょう。

QR注文を導入した時のオペレーション

モバイルオーダー用QRコード

来店時

QR注文を導入することで、お客様との接触機会は減少します。
従業員によってサービスの質にバラつきが発生しないことはメリットですが、接客による満足度を向上させるためにも、来店時いかにスムーズに案内できるかが重要です。

QRコードの発行

お客様が来店されたら、まず席に案内するか、お客様に好きな席についてもらいます。
お客様が着席したら、そのテーブル番号を入力し、QRコードを発行しましょう。

QR注文の案内

QR注文が初めてのお客様もいるため、必ず「ご注文はこちらのQRコードからお願いいたします。」と案内しましょう。
また、50代以上のお客様など、スマートフォンの扱いに慣れていないように見える場合は、使用方法を案内したり、簡単な説明書を設置するなどの工夫があると、予期せぬトラブルを避けることが可能です。
他にも、QR注文が普及していないエリアでは使えなかった場合に従業員を呼べるボタンなどがあると親切です。実際、QR注文の利用率は68%程度であるため、QR注文を導入したからといって、注文受付業務がすぐに0になるということはありません。

注文時

オーダー伝票の確認

キッチンプリンターからオーダー伝票が発行されたら、厨房スタッフはオーダー伝票を取り、他の厨房スタッフにオーダー内容を伝達します。
特にドリンクや早出しメニューが同時に注文された場合は、デシャップなどのスタッフが迅速に動けるようにしましょう。
これはQR注文を導入していなくても、キッチンプリンターがある店舗では共通しています。

オーダー間違えの確認

3名様のテーブルなのに生ビールが4つ注文されている場合など、違和感のある注文が入った場合はお客様の注文ミスの可能性があります。
そのため、注文を確認して不自然な点がないかチェックするクセを身につける必要があります。

会計時

未提供オーダーがないか確認

例えば「QR注文くん」を利用している場合、「提供済」「未提供」のチェックを切り替えることができます。
もし、未提供のままになっているオーダーがあれば、提供されているかホールスタッフやお客様に確認し、会計のミスがないように気を付けましょう。

退店処理

POS連携がないQR注文を利用する場合は、テーブルの退室処理を行って、次のお客様と会計が混ざってしまわないように注意します。
また、QRコードが使い捨ての場合は、QRコードを破棄し、据え置き型の場合は次のお客様に不快感を与えないように汚れなどを綺麗に拭き取ります。

まとめ

今回はQR注文を飲食店に導入する方法と、導入費用、導入後のオペレーションなどを紹介しました。
POSレジとハンディを使っている場合は、オペレーションにほとんど違いがありません。
お客様は写真付きのメニューを見ることができたり、気軽に注文できるのがQR注文のメリットです。
飲食店側としても、注文を受け付ける業務が減ることで、人件費を削減したり、他のサービスを充実させたりすることが可能です。

また、初期費用や月額費用を抑えられるQR注文くんであれば、削減した人件費の分を利益として手元に確保することも可能なためオススメです。

執筆者:MACARON編集部