Googleマップで自店舗を表示する方法
最終更新日:
2024-07-14 18:51:29
Googleマップで上位に表示する裏ワザ!
この記事のポイント
・MEO対策は既に人気店でなければ難しい
・一日500円あればピンで表示し続けられる
・自分でGoogle広告を出せば安い
この記事では、「飲食店において実際に自分でGoogle広告を1ヶ月間出稿した結果」について実際のデータを紹介します。
実際に飲食店のGoogle広告を出してみた
今回は、実際に岡山市中心部で飲食店のGoogle広告を出稿してみて得られた、費用やクリック率などのデータを紹介します。
Google広告を自分で出すことはできる?
結論はYESです。代理店に頼まなくても、簡単にGoogle広告を自分で出すことが可能です。
今回は、実際の店舗を持つ飲食店や小売店などの「ローカルビジネス」がGoogle広告を出す方法について紹介します。
Googleマップで表示されるようにしたい
飲食店をGoogleマップで探す時代
飲食店を探している人、特に「今すぐ」「近くにある」飲食店を見つけたい人がまず見るのはGoogleマップです。MEOという言葉が普及してきましたが、MEOとはGoogleマップで上位に表示されたり、地図を拡大しなくても店舗名がピンで表示されることです。
このように、コンビニや宿泊施設など、多くのユーザーが利用する施設や地図上に表示されていると便利な施設などはピンで表示されます。
飲食店がこのようにピンで表示されることは珍しいですが、主にチェーン店、ファストフード店がデフォルトで表示されていることがあります。
また、「飲食店」などで検索すると、このように人気で多くの人が訪れている飲食店ほど赤いピンで表示される傾向にあります。しかし、周辺に飲食店が多ければ多いほど、自店舗は表示されにくいという特徴があり、この検索結果に表示されるかどうかで来店率が大きく変動します。
この検索結果で上位に表示させるための戦略が「MEO」と呼ばれるものですが、多くの飲食店がMEO対策を行っている以上、代理店に依頼して高額な費用をかけても効果が出るのに時間がかかったり、いつまでも効果が出ないということもあり得ます。
実際のところ、Googleマップで上位に表示されるには位置情報を使って本当に多くのユーザーが来店している事実がなければなりませんし、サクラではないクチコミや特に何件もクチコミを投稿している「ローカルガイド」による信頼できるクチコミを得ることが必要です。
そのため、卵が先か鶏が先かという話ですが、実際に多くの客に来店されているお店ほどMEOでは有利なのです。
Googleマップで無条件にアイコンを表示する裏ワザ
Google広告を出せばいい
広告なんて高い!と考えている飲食店経営者は非常に多いのですが、実店舗を持っているローカルビジネスでは、広告を表示する範囲をお店から5km~に限定することができるため、費用を抑えて広告を出すことが可能です。また、代理店に依頼せず自分で広告を出せば、余分な費用をかけることなく簡単に広告を出稿することが可能です。
ここでは、Google広告を自分で出す場合にかかる費用や効果について解説します。
労せずして四角いピンで表示される
この地図の画像のように、Googleマップで広告を出している店舗は四角いピンで表示されます。
かなりズームアウトしていても表示されるため、そこにお店があるということを多くのユーザーに認知することが可能です。
MEO対策をコツコツやってもなかなか効果が出ないと悩んでいる飲食店経営者にとって、Google広告を出稿するということは非常に安価で行える集客であると言えます。
Google広告を自分で出す費用は?
実際に飲食店で広告を出稿した場合、Google広告側から推奨される予算が表示されます。
【実際のケース】
・業種:カフェ
・範囲:店舗から半径5km
以上の条件であれば最低1日100円から出稿することが可能でした。Google広告から推奨された予算は300~500円で、今回は500円に設定しました。
1日500円で飲食店のGoogle広告を出した結果
1日では?
実際に広告を出稿すると、需要が多い時には最大で予算の倍まで費用が発生することがありますが、月単位で見れば「1日の予算」×「日数」の上限費用を超えることはありません。
今回は1日762円の費用で、なんと6300回ものインプレッション(表示回数)を得ることができました。クリック数は29回で、たった一日でも多くの人がお店に興味を持ってくれたことが分かります。
クリックされていなかったとしても、6300回地図上や検索結果に表示されているため、お店があるということは多くの方に伝わっているでしょう。
1か月広告を出稿した結果!
自分で飲食店のGoogle広告を1ヶ月間出した結果、
「17.7万回のインプレッション」「1151回のクリック」「2545回のローカルアクション」を得ることができました。
費用は30日間で「15157円」でした。
原価率を30~40%であると考えると、月間の売上が25000円あれば広告費を回収できる計算になります。客単価にもよりますが、客単価1500円のカフェであれば、週に4人の集客に繋がればOKです。もちろん、この来店客はリピーターになる可能性もありますから、長期的に見れば広告効果はかなり大きいと考えられます。
まとめ
今回「飲食店において実際に、自分でGoogle広告を1ヶ月間出稿した結果」について実際のデータを紹介しました。
1日あたり平均500円の広告で約18万回の表示と、1150回のクリックを得ることができました。
また、公式サイトへのアクセスや経路案内、メニューの閲覧などの「ローカルアクション」についても2500回ほどのアクションがあり、Google広告によって店舗の認知度が向上したことや、広告費以上の売上につながった可能性が高い事が分かりました。
執筆者:MACARON編集部
ご協力:ここまるDELI内山下店